【暗黒大陸編】クラピカはワブルとオイトを緋の眼より優先していい

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暗黒大陸編に入り、船に乗り込んでからのクラピカは、緋の眼のことを忘れていそうで、どちらかを選ばないといけなくなったら、ワブル王子とオイト王妃を優先しそうだという意見を目にしました。

今回はその意見に対し、クラピカというキャラクターはワブル王子とオイト王妃を優先して良い、という主張をします。

クラピカは緋の眼を取り戻すことを忘れているわけではない

まず船に乗り込んでからのクラピカが、緋の眼のことを忘れていそうだ、という意見ですが、忘れている、ということはありません。

忘れていそうだという言い方よりは、おろそかになっていそうだ、という言い方の方が正しく伝わるかもしれません。

そしてそれもありません。

船に乗ってからのクラピカは、いかにワブルとオイトを護衛しながら、第四王子に接触するかということを常に考え、行動しているからです。

あくまでワブルとオイトの護衛>緋の眼という仕事に忠実なだけ

もしクラピカが、船のなかでも第四王子にどうやって接触するかしか考えていなかったら、緋の眼のことを忘れていそうだなんて言われなかったでしょう。

しかし、今のワブル王子の護衛としてオイト王妃に雇われた状況で、そんな思考をしたらどうなるでしょうか。

すぐにオイト王妃の信頼を失い、船から追い出される、まではいかなくても、クラピカは護衛から外されるでしょう。

そうなれば、もう第四王子にまっとうな手段で接触することは絶望的です。

だから、今のクラピカの王子と王妃第一優先、という態度は最も効率が良いのです。

もちろん、クラピカというキャラクターの性格上、そのように効率が良いからと割り切ってでしか王子と王妃優先、という態度をとっているとは考えにくいです。

オイト王妃からワブルを抱いてほしい、と頼まれてワブルを抱っこした時のクラピカの表情からわかるように、クラピカが二人に感情移入しているのは確実です。

クラピカの場合、本心からワブルとオイトを守りたい、という気持ちと、実際に二人を優先した方が仕事上うまくいく、という状況がたまたま重なったのでしょう。

クラピカ的には今の仕事は彼の性質に合っておりやりやすいと思います。

もしワブルとオイトか、緋の眼のどちらかを選ばなくてはならなくなったら

今のところワブルとオイトの護衛という仕事と、緋の眼の奪還のため第四王子に接触する、というクラピカの目的は、問題なく両立できています。

しかし、今後の展開次第では、ワブルとオイトか、緋の眼のどちらかしか選べない、そんな事態が起きる可能性はあります。

そうなった時に、クラピカはワブルとオイトを選んでしまう、そういった非情にはなりきれない甘さのある、復讐には向かない人物だ、ということは、すでにヨークシン編でのクロロを人質にとった時の対処から想像できます。

しかしそれでも私は、ワブルとオイトか、緋の眼となった時に、クラピカはワブルとオイトを選ぶべきだと思うのです。

その時にクラピカがワブルとオイトを選ぶのは、彼の目的を貫く意志が弱いからでも、彼のなかでもう怒りが風化してしまったからでもありません。

クラピカの怒りが風化していなくても、彼の緋の眼の奪還という意志がどんなに強くても、目の前で生きている、守れる人物を優先してしまうのは、彼にとっていたって当然の思考です。

むしろ、ワブルとオイトを見殺しにして、緋の眼を奪還するクラピカなんて見たくありませんし、彼の性質上ありえないと思います。

緋の眼を奪還できても、自分のとった選択のせいでワブルとオイトを救えなかったことは、彼のなかで一生引きずる過去となるでしょう。

今後の展開

ワブルとオイトか、緋の眼か、という二択を迫られる展開になる可能性は十分にあります。

1巻のドキドキ二択クイズ、ではありませんが、どちらかしか選べない状況になった時に、どちらを選ぶのか、それを選ぶ過程、思考が大事なのではないかと思います。

クラピカが相当苦悶した末に、ワブルとオイトを選び、その選択の後に、結果的に緋の眼を取り戻すこともできた、という救いのある展開となることを望みます。

第四王子の持つ緋の眼のなかに、パイロがいるのなら、彼はクラピカのもとに戻るべきだと思うからです。

パイロを取り戻し、緋の眼をすべて奪還することで、彼のなかで区切りがつき、旅団への復讐や、その先の旅など、どういう方向性なのかはともかく、クラピカは前へ進むことができます。

暗黒大陸についてしまったら、クラピカだけでなく船に乗っている十二支んなどみんなが、ミッションを達成して無事戻ってこれるのか、がまず気がかりではありますが。

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