【ハンターハンター】新大陸紀行とその著者【暗黒大陸編】

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今回は、ドン=フリークスが著者だとされる、暗黒大陸について書かれた「新大陸紀行」について考察していきます。

暗黒大陸について記された遺物

まず暗黒大陸について記されたという遺物を整理します。

古文書や遺跡、神話

340話でミザイストムが言うように、実在する古文書や遺跡には「人類が大陸へ進出しようとする度大きな災いがふりかかった」と書かれています。

しかし、一方でネテロの息子ビヨンドは「神話を読み解き遺跡を巡れば、太古の昔、我々の祖先が大陸から渡来した事は明白」だと言います。

この情報だけで考察するのは難しいですが、ミザイストムのいう古文書などの方が比較的新しく、暗黒大陸は完全に人類とは別世界だと述べているのに対し、ビヨンドのいう神話などの方が古く、人類が暗黒大陸から渡来した記述が見られたのではと想像することができます。

「新大陸紀行」の発行

341話において、およそ数百年前に、当時は狂人の妄想だと思われていた奇書「新世界紀行」という旅行記が発行されたことがわかりました。

出版当時は空想小説の棚に並べられ、現在では幻書となっているようです。

その幻書を、V5の国際環境許可庁は暗黒大陸へ渡航するにあたっての重要な参考文献としています。

なぜなら、その本にある記述の人間が「こちらの世界」で見つかっているからです。

例えば、縄状に捻り殺された人間など。その犠牲者に新世界への渡航歴はなく、「突然目の前でひとりでに捻れた」と多数の目撃証言があります。

「謎の古代遺跡を守る 正体不明の球体 兵器 ブリオン」

「殺意を伝染させる魔物 双尾の蛇・へルベル」

「欲望の共依存 ガス生命体 アイ」

「快楽と命の等価交換 人飼いの獣 パプ」

「希望を騙る 底無しの絶望 不死の病 ゾバエ」

これらが人類が暗黒大陸から持ち帰った5大災厄です。

どれも見るからに禍々しいんですが、この記述だけではどんな恐ろしい生き物なのかわからないので非常に気になる所です。暗黒大陸に渡った際に説明があると嬉しいです。

つまり、人類が暗黒大陸から持ち帰ったリスクは得体が知れない。人類滅亡級のリスクだということです。

ビヨンドレポート 

ネテロの息子ビヨンドが渡航した際のことを記述したレポート。

ビヨンドはネテロの忠告を聞かず、未踏のルートを探検することに拘った結果、新たな厄災と多大な犠牲者を出して戻って来た。

その時に「不死の病ゾバエ」にかかったハンターを持ち帰ったのでしょう。詳しく記述しているようです。

地下に保管されている彼は、新世界へ出向いたハンターの成れの果て。「人として」の食事は一切せず、「自給自足」で50年近く生きています。

「新世界紀行」が最も暗黒大陸に詳しい

(国際環境許可)庁の公式見解では、「新世界紀行」は筆者の空想ですが、実際はその本を元に世界で最も重要な基準が作られています。

なぜなのでしょうか。

それは結局「新世界紀行」が、暗黒大陸について最も具体的に書かれているからです。

出版当時は誰もが幻想だとしか考えられなかった内容が、今の時代に厄災としてこちらの世界に持ち帰られています。

本来は狂人の妄想として片付けてしまうような本を、人類の平和のために重要参考文献にせざるを得ないのです。

本の著者 ドン=フリークス とは

本の著者について、344話でジンが明らかにします。

300年以上前にたった一人で無限海(メビウス)沿岸をくまなく探検しようとした人物が、自分の探検を本にしました。

その人物こそ、ドン=フリークスです。

フリークスという名字からして、ジン、ゴンと血縁だということは確実かと思います。

しかし300年以上前から生きていたとなると、ゴンの曾祖父どころでは済まなさそうですね。

フリークス家は一体どんな家系図を書くのか気になります。

そんなドン=フリークスが書いた「新大陸紀行」ですが、見つかっているのは「東」だけで、「西」は一冊も見つかっていないそうです。

考えられる理由は、

①単にまだ見つかっていない

②志半ばで挫折して本になっていない

③現在も書いている途中

の三つ。③は、究極の長寿食、万病を治す香草がある→300年以上生きられると考えられるため成り立ちます。

個人的には、「東」を書き上げられるのなら「西」も書くことができると思います。

②はありえないなと。フリークス家はゴンをはじめとして、みんな途中で諦めるような人物ではありませんから。(もう亡くなっているとかだと、身も蓋もないので除外します。)

なので、もう書き上げているが出版していないので見つかっていないとする①か、まだ書いている途中の③かと思います。

一番③が展開として面白いですね。

暗黒大陸に渡った先に、ドン=フリークスと出会えたら最高に面白そう。

まとめ

暗黒大陸について記述された文献や遺跡はいくつかありますが、最も具体的なのはドン=フリークスの書いた「新世界紀行」。

ドン=フリークスレベルでないと、暗黒大陸を冒険し、本に書き、そこで生きていくことなんてできないのではないかと。

ふと気になったのですが、東を旅し終わった所で一旦こちらの世界で出版して、また西へと旅立ったのでしょうか。

暗黒大陸はリスクが大きすぎて、ネテロ会長でさえも踵を返すくらい、誰が行っても危ないんじゃないかと思ってしまいますが、ドン=フリークスという存在は、人類に希望を持たせてくれます。

その血縁者であるジンは、暗黒大陸渡航には必須の人物、というまでもなく本人が望んで向かっています。

ゴンの先祖もいるかもしれないのなら、ゴンにも暗黒大陸に行って、ゴンとジンとドンのフリークス家が揃って欲しいですね。

ジンやドンが行きたいのなら、ゴンも行きたいはずですから。

余談「ドグラ・マグラ」について

かなり余談ですが、この「狂人の妄想」という表現は夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」を思わせます。

冨樫先生は「レベルE」でドグラ星、マグラ星という言葉を使っており、「ドグラ・マグラ」を読んでいるのは明らかです。

「ドグラ・マグラ」は読んでも別に気は狂わないので(笑)、オススメします。かなり長いので相当本腰を入れないと読了できませんが。

私は狂人の手記とされる「ドグラ・マグラ」大好きです。

いずれ「ドグラ・マグラ」についても別に記事を書いていきたいと思います。

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